鐘楼…何しろ狭いためギリギリの場所に建てられている。ここでは17mmなので少しは広く見えるが、本当はかなり引きがない(島では最低24mmのレンズでないと撮ることはできないのもこういうことだ)。レンズの歪曲がボディ補正があっても相当に出ている。
真下に連絡船が見える場所に来た。出航の10分前ぐらいに汽笛を鳴らす…30分の停泊なので、呼ばないと勘違いの人も居るからである。この便を逃すと次は明日まで来ない(寺に頼めばなんとかなるらしいが、公式には宿泊を認めていない)。
本堂横に軌道の終点がある。裏の寺専用の船着き場から、色々な資材をこれで上げるのである。軌道のなかった時代はすべて人力で参道からの急斜面で荷揚げしていた。
これでこの旅も終わり。次の琵琶湖は竹生島へ行くことになる。