EPSON R-D1

エプソン、世界初のレンジファインダーデジタルカメラ「R-D1」

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EPSONR-D1の最後のミーティングをオンラインですることになったので応募した(限定30名なので当たる確率は低い)。そこでオンライン展覧会用にEPSON R-D1で写した写真が必要になったために、久々に引っ張り出してテスト…レンズはやはりデジタルカメラ用に設計されたVoigtlander SWH15mmF4.5-III(22mm画角)とすることにした=過去に撮った写真もあるが、筆者の場合、展覧会用の作品的なものは少ないため「これから撮る」のである。まだ当選していないのに気が早いと思われるが、コンテストは準備が肝心、取りに行く覚悟が大事なのである。もともと主としている民俗・地理学的な写真は研究テーマが先にあって、そのための写真を撮る、しかし誰も撮れないような写真を撮ることが(上手下手ではなく学術的な価値)肝要で、このようなプロジェクトは得意なのである。 EPSON R-D1xも持っているが、この際慣れた無印R-D1にする。APS/610万画素CCD/Leicaより早い世界初のレンジファインダーデジタルカメラである。

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Voigtlander SWH15mmF4.5-IIIは当然良く写る=絞り開放から絞りを絞ってもそれほど画質は変わらない。ボディのAWBは少し暖色系に傾く傾向がある。F5.6

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近接撮影でも破綻はない。確かにダイナミックレンジは広くないが、黒の締まりが良いと思う。F5.6

拡大しても最新APS-Cカメラと比べても劣りはしないことが分かる。画素数が小さいために繊細さには欠けているが、エッヂは立っている。あとは何を撮るかだろう。もちろんコンペティションではないため30名の中にまず当選しなければ意味がないのだが...。

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