予約発注していたFUJIFILM GFX50S-IIが発売日の今日、あっさりやって来た…さっそく簡単テスト。中判ということもあり、それなりのボリュームと質量だが、使い慣れたFF一眼レフ(例えばCanon 5D-III+Canon EF24-105mmF4L)と比べるとそれほど大袈裟な感じではない。むしろ各種の動きのノンビリさが問題だろう。これから慣れていくしかない。
35mm(35mmFF換算はX0.8なので28mm画角)でデフォルト撮影(ISO100/AWB/薄曇り/F4.5)、完全に絞り開放F4.5から隅まで使える「非常に良好」な描写である。AF速は10年前のFF一眼レフ程度なので一瞬もどかしい。何も設定をしていないので色味は少し緑が勝っているようだ。
上の写真の中央部切り出し…FOVEONを現像・拡大したときの感動と同様の気分である。これが「最後のカメラ」となる…遠くなく現役を引退するつもりなので、半年前から物色していたが、最後にふさわしいカメラがなかなか出てこなかった=これで良いと思われる。 *レンズは1-2本調達することになるだろう。
上の写真の周辺部切り出し。これを見てもレンズの素性の良さが分かる。望遠側(70mm=56mm画角)でも結果は同じである。 ボディ設定でまだまだ良くなるだろう。スーパーファインjpegで撮影したが、1枚25MBで画像処理の際PCに負担がかかり、RAWやTIFFの処理ならもう動かないだろう=PCを強化するしかない。