OLYMPUS E-510+ZUIKO 9-18mm/F4-5.6

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今日の夕方は天気が良かったので、いつもの簡単テスト…夕刻なのでやや黄色味が強いが、順光ではボディのセッティングも先日より丹念にしたため写りは良くなった(9mm/F5.6)。実質2003-2010年の間のたった7年にOLYMPUS Eシリーズは揺れながら多くのボディを開発した。プロトタイプ的なE-1から始まり、E-300系="PEN-F"スタイルにこだわったドアミラー+ポロプリズムシステム、大幅に小型化したE-400系、「普通のカメラ」になったE-500系、そしてE-400系を進化させたE-600系…フラッグシップボディの一桁シリーズ(E-3/5)は別として、複雑な経路を短期間に辿ったシリーズと言えよう。細かな話は別稿とするが、ボディによってAWB/評価測光/画調や設定がバラバラで「似ているが違う」ために同時に使うと困惑する。筆者の持っているボディで設定を決めるのに楽な方から並べると、E300>E330>E-510>E410>E-30>E-500>E620となる(E-3/E-5は別格)。

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*基準はコダックCCDセンサーのエントリー1号機のE-300(贔屓目ではなく、これが最もまとまっている)を元にそれに近づけている。

下はZUIKO 9-18mm/F4-5.6の逆光(9mm/F8)...光が直線的に入っているのでフレアが大きいが、古いレンズのZUIKO 7-14mmF4などと比べると全体としては悪くない。このレンズ軽くて速くて良いレンズだ=残念なのは4/3の敗北が見えてからのレンズのために正当な評価がなされていないことだ。

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