吐師の片町線

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カメラ・レンズの実地テストも兼ねて、近在の吐師地区へ出かけた。ムラ中のことは別途書くことにして、地区の脇をJR片町線が走っている絵を出してみよう(私はテッチャンではないが何でも撮る)。この辺りは単線で(複線計画は大昔からあるが、まったく進んでいない)フェンスも何もない田圃の真ん中を走っていく。30分に1本、上り下りを合わせると15分に1本通過する(2022年現在、昼間は1時間に1本に減便されている)。電化する前は2両編成のディーゼルカーが1時間に1本程度走っていた(旅客は数名)。その後、電化され沿線人口も増えたが、単線のため列車の本数は30分に1本が限度で、その代わり7両連結の車両となった…もちろんこのあたりでは乗客はほとんど居ない。最寄りの西木津駅無人駅(駅舎もない=ホームへの登り口に券売機と自動改札機がある)でホームは1本、上りも下りも同じホームに停車する。

木津川氾濫原に線路が1本、河岸段丘が段々になって田畑や屋敷が広がる好いロケーションで、思わず時間待ちをして撮影した。右奥の森は先日訪ねた相楽神社の森である。

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E-620はデフォルトでは赤味が強く(それなのにビューモニターは青くて勘が狂う)、Rを-2とする。またコントラストが低いので一段上げる。あとは評価測光がハイライトに引っ張られて空が画面に入るとアンダーとなるので、これも「ピント位置での評価測光」にする。更に煮詰めないといけない…。

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