炎天下のもと遠方から友人が来て、また北稲八間へ30分の撮影行となった。気温40℃ではこれが限界だ。まずは観音寺跡のイチョウの古木の下から始まる。暑さと水不足のためか葉が少し黄色くなっている。SONY α900+Zeiss Distagon T* 24mmF2 ZAで、絞りF5.6-6.3/AWBでの撮影だったが、AWBの色の分離が不自然である。
例の地区の案内板、レンズのピントは素晴らしく良い。
前回も紹介した旧街道の追分を別角度から。と、パタパタとカブが屋敷から出てきた(ノンヘルなのは感心しない)。
旧街道を北へ進み、阿弥陀寺と武内神社の別れに着く。赤・緑・青の色が単純に出ていて、微妙な色味が感じられない。
道を左に阿弥陀寺へ向かう。お盆が近づいている。ダイナミックレンジは狭く、このような輝度差ではこれが精いっぱいである。
前回写した戦没者の墓をロングで撮るとこんな感じだ。
本堂を正面から撮ってみる。「太陽山」の山号が格式を物語っている。やはりお盆を前に清掃されていた。
2400万画素のセンサーは今でも通用するし、ボディ内に手振れ補正機構もあり、なによりZeiss Distagon T* 24mmF2 ZAの描写力は素晴らしい。難点は重さが全体で2kg近くあって、首から下げて歩くとかなりの重量感でフィールドワークには向かないということだろう。