北稲八間 阿弥陀寺、ふたたび ②

さて、前回と同じような写真になるがボディやレンズの違いで画調はずいぶん違う。前回のCanon RPよりダイナミックレンジは狭いが硬い絵をつくる。ソフトウェアでどうにもできると言う意見もあるが、データは触るほどに画質の低下をまねき、見た目の不自然さまで誘発する。私はなるべくカメラの設定だけで、PC上での後処理は最低限とすることにしている。

無縁の仏像群...摩滅が著しく仔細は分からないが近在から集められたのであろうと思われる。

そして修復されていない首切り地蔵...お金がないからではなく寺の方針として明治の廃仏毀釈の歴史を忘れないように残しているのだろう。

このように境内は狭い...全体の半分が写っている。正面が本堂、左が庫裏。

寺の表門。白飛び・黒潰れもなんとか実用の範囲にとどまっている。

門の横に白い花のサルスベリの古木が美しい...やはりダイナミックレンジは思ったより広く評価測光も適切だ。

寺の表門から外へ出る。おそらく小学校だった頃の遊具やバックネットなどが公園の隅に並んでいる。面積からみて野球は無理でもソフトボールなら一面とれるし、サッカーも練習程度なら充分できる。現在はゲートボール場として使われることが目立つ...この日も着いたときにはゲートボールをしていた。

24mmなので広く見える...ゲートボールコートの部分はメンバーによって草むしりをして整備されている。他の部分は草が年々多く生えてきているようだ。これにて30分の撮影は終了、約100カットの撮影だった。