今日は２本のレンズの逆光特性を見てみよう。
上はVoigtlander SWH15mmF4.5（設定は+2/Bに変更）、下はZeiss Hologon 16mmF8 T*で、ISO200/AWB/F8（Hologonに合わせた）にて撮影、まずは太陽を中心近くに置いたときで、フレアは同等、ゴーストはVoigtlander SWH15mmF4.5が少ない…と言っても画質そのものに影響が大きく出るほどではない。ただしZeiss Hologon 16mmF8 T*の特殊なレンズ構成に起因する変わった形のゴーストを忌避する場合は問題となろう。周辺光量の低下はボディ側の設定で更に少なくできる=私は好みで光量落ちを残している。
こちらはある程度露出を加減して、斜めに光が入るような条件で撮影した（背面モニターを見ながらゴーストの出る角度にしている）。ここでも同じような結果である。逆光による画質低下はHologonが小さい、更にZeiss Hologon 16mmF8 T*は絞りがないため光芒は出ない。独特のゴーストをどう考えるかが分かれ目となることだろう。
