SIGMA 24mmF3.5 DG DN

SIGMA 24mmF3.5 DG DNが「ふるさと納税」で工場のある福島県磐梯町から届いた。

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α7系のEマウントの24mmレンズがこれで3本目となった=TAMRON 24mmF2.8/Di:SAMYANG AF24mm/F2.8:SIGMA 24mmF3.5 DG DNとなる。似たような定格で何本も持つのは不思議だろうが、FFボディに装着して取材をするには「小型軽量」が重要なのである。SONY-FE28mmF2も持ってはいるが(性能は良い)画角が今の写真課題(離島)では狭い…24-105mmなどのズームでもいいのだが、ほとんどのシーンで24mmが便利で、同じなら85mmの単焦点レンズを持つのが良さそうに思われる。一眼レフなら必然的に24-105mm(85mm)になるのかも知れないが、大きく重くなり、しかも望遠域はほとんど使わないため、ボディも含めると軽快さが失われる。 ....さて話を戻そう=このレンズはメタル製のレンズなので大きさの割りには重い。絞りリングの感触も悪くなく昔のフィルム時代のレンズのようだ(勿論、ボディとの連動関係は申し分ない)。ただしフードまで金属というのは、重さという点とギザギザの彫りは埃や汚れが長くたつとたまる、と感心できない部分である。他のふたつのレンズのようにプラスチックのツルンとした材質が好ましいと思う…遮光だけではなく、レンズ保護のためにも何かにぶつかった時にフードが割れて衝撃を吸収できる=そして新しく部品を買う。

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F4/ISO100/AWB...ボケを見るとやや二線ボケが見られるが、様々の収差を取りきったような解像度である。シャープネスのSIGMAの本領発揮である。 下は上の写真の中央部の切り出し画像。少し平板な印象もあるが全体的に見ると非常に良好である。

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今まで使ってきたSIGMAレンズの弱点であった逆光でも何も問題は見られなかった。左上の緑色のフレアはフィルター由来のものであり、ゴーストはまったく見られなかった。さてフィールドでの実写でどうなるのか…。

AF速は、SIGMA 24mmF3.5 DG DN>SAMYANG AF24mm/F2.8>TAMRON 24mmF2.8/Di

画質は、SIGMA 24mmF3.5 DG DN≒TAMRON 24mmF2.8/Di>SAMYANG AF24mm/F2.8

使い勝手、SIGMA 24mmF3.5 DG DN>SAMYANG AF24mm/F2.8>TAMRON 24mmF2.8/Di  となる。