今熊野観音へ ①

また写真の掲示が次になってしまったが、きのう京都:今熊野観音へ参じた。JR片町線JR奈良線の超ローカル線を乗り継いで東福寺駅に到着、乗降客も比較的多い。

京阪の東福寺駅とつながっておりエレベーターなど完備していて今膝の悪い私には助かった(家の近在の駅には完備していない)。エレベーターを降りると旧街道から少し引っ込んで小さな改札がある。このあたりの駅に良く見る風景だ。

上は高速道路、狭い隙間に京阪電車の踏切がある。本線なので頻繁に遮断機は下りる。これもこの付近に多い景色で、旧街道の風情・高速道路・工場や倉庫・そして寺社...竹田や桃山と同じだ。

泉涌寺方向へ向かう道は狭い(高架道路は歩けない)。変わった店があった。蕎麦屋が特別なコーヒーを出すのであろう...しかしどこから入るのか分からない。おそらくこちらが裏で建物の向こうに道があるのだろう。そして勝手口が見えるが階段がない(トマソン現象)...元は階段があり、こちら側にも店か家屋があったのだろう。現在はコインパーキングになっていて、その際階段も外されたのだろう。ここから少し向こうに、うどんやギョウザも出すソフトクリーム専門店(?)もあって、なぜかちぐはぐな店が多い。

近辺は寺が多く、ここは東福寺泉涌寺の別れの追分だ。ここを右へ歩けば東福寺から光明院を経て伏見稲荷へ、まっすぐ歩けば泉涌寺(とその塔頭群)や今熊野観音、見えている大通りは東大路通りで、やがて先日歩いた七條東山の智積院三十三間堂に至る。

東大路通りと今熊野観音道への分岐、ここで右の小径へ曲がる。

曲がったところのタバコ屋の壁には政党のポスター、前原氏は地元でもあり、普通なのだが、同時に「れいわ」や「幸福実現党」までが貼ってある。商店だから顧客や地元の名士に頼まれると断れないのだろうが、日本の政治に対する考え方が分かるように思う。

さてその斜め前には大きな壁に自民党の小さなポスターである。街歩きで政治意識もよく分かる。これも後日に続く=3=3=3

今回もLeicaで撮影...28mm/35mmしか使わないが、これに90mmを1本鞄に入れていると、ほとんどのシーンに対応できてシゴトでない街歩きや旅行にはいいだろう。「老人になったのでLeica」である。しかも良く写るM10より、良く写らないM9がふさわしい...。