天保山渡船の船着き場にて

そもそも大阪市営渡船は埋め立て等により海岸線が遠くなり、橋を架ける必要ができたものの、貨物船の運航がまだまだ続いているため(河岸から直接工場や倉庫等に荷揚げする)、その至便性を考慮して高い橋となったために、歩行者や自転車用に道の延長として運営が始まったものである…つまり甚兵衛渡船以外は近代になってからの航路である。写真は観光船サンタマリア号が河を遡上しているところで、上は高速道路、そして一見頼りないが天保山渡船の船着き場(待合室も完備)で、昼間の時間帯は30分に1本で対岸のUSJのそばへ航行する。この渡船が撮影グループの最初に訪問した場所である。ちなみに私の子供の頃は全国でいちばん狭い府県は大阪府だったが、埋め立てのために香川県を抜いて二番目になった。 Leica ME+Ricoh GR28mmF2.8f:id:xnagy:20180606184731j:plain