里山を歩く

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随分前に放棄された小さな田圃…何十年も経つだろうに、田の部分は泥で(山から湧き水が流れ込んでいる)、そのような環境で育つ草しか生えず、畦道跡にはクマザサが、その向こうの乾燥した場所には灌木が縄張りを守っている。道は細くなって軽トラも入れない。

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田畑のある場所を抜けるとシラカバのような(本当の樹種は不明)明るい自然林の場所に出た。空気は爽やか、どこまでも山が続いている。

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更に進むと暗い林の中に入っていき、両側はクマザサに覆われていた。ここで草むらから動物のガサゴサと動く音が聞こえた…イノシシは襲ってくるようなことはないが、出会い頭や防御的な突進にあうと大怪我をするので、ここいらで退散することにした。散歩道の整備も時間がかかるだろう。下草は刈ってあるがもう廃道寸前なのである。

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車道から見た東屋と里山、写真を撮りながらブラブラと30分ばかり歩いた。春になれば落葉樹に新芽が吹いてもっと良い風景になる。ここから車で稲植神社と、その付近の散策に移動することにした。

だんだん慣れてきたEPSON R-D1x...良い感じである。

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