村外れへ

集落も外れに近づくと廃屋が目立ってくる。もちろん多くは時々帰ってきて最低限の掃除や整理はしている。離島に行かなくても近在のムラでも過疎が進みつつあるのである。　elmarit28mmF2.8 3rd/F5.6半...良い感じの写りだ。できればF8にしたいのだが、このボディの場合はISO400が限界で（それ以上になるとノイズが出てくる）ブレ防止機構などないため、どうしても絞りは開け気味となる。

村外れから忌まわしいバイパス工事を見る。新型コロナが収束したように見えるからか、少しづつ工事は進行している。農地は半分ぐらいしか利用されていない。

更に近づく。こちらは家庭菜園として農地を貸し出している場所でそれなりに手入れされている。奥の小屋は家庭菜園用の農具置き場や休憩所として使われている新しい建物である。すぐ横の道を車がブンブン走り始めたらどうなるのだろう。

道の正面は整備済みで車が対面通行できる幅になっている。これが古くからの街道の最後の姿かと思うと情けなくもなる。

家庭菜園とのフェンスに乾されたままのエダマメ、しょせん家庭菜園とはこんなものだ。今回のムラ歩きでは「変化」に負の部分が目立ってきているようだ。