近所散歩とLeica

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久~しぶりにLeicaを持って近所の農村を散歩した(1時間半)。まずは農協の駐車場に車を停めて、その裏の氏神:八大龍王社へ…やはり農業離れと高齢化により、そこここに荒れ地が見える。

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草原を登り(段差は河岸段丘)社に立つ。境内は1ヶ月前に来たときはイチョウの落ち葉で黄色くそまっていたが、さすがに氏神様、地区の人達によって綺麗に掃除されていた。

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社から集落に入る。以前にも載せたが、どうした訳か集落内に木賃アパート(あるいは寮?)が建ち、しかも人が住んでいるのである。広い敷地にも植木が大きく育っていて、古くからの建物である。依然として正体はつかめていない。

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敷地内に入ってみる。赤い花に見えるが、これは実である。裏はもう山で、粗末な建物にしては風格がある。

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このあたりの農家には(かなり豊かな家が多い)このように暖地性の木が植わっていることがある。便利な立地であっても無住の家がかなりある。

今回Leica M-E Typ220+elmarit28mmF2.8 3rdで撮影してみて、AWBやAEの不確かさは相変わらずであってもCCD-Leicaには良好な味があるように思う。確かにM10はぐっと洗練された絵を造るが、最新のNikonCanonSONYのボディに比べて勝るとは思えない。Leicaレンズの個性が生かせるのがミソなのである。フィルムLeicaのレンズはレンズだけで収差を取っているために、最新レンズに比して解像の細かなところは敵わないだろうが、ボディ・センサーとの組み合わせでフィルム時代のテイストが味わえるのだ。これらのレンズと噂の6000万画素M11は相性が合わないような気がする…もちろんLeicaの最新レンズなら良いのだろうが…。

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elmarit28mmF2.8 3rdは最初のロットの「腰くびれ」タイプで、ピントレバーの形も独特である。初期型と後期型の3rdを持っているが、初期型がより個性的な写りである=絵が硬い。

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