地蔵堂の辻から

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地蔵堂の辻に立ち止まって三方向を見る。まずもと来た道方向(南)八大龍王社まで続く道だ...車は入れない。お堂の横にも力石がいくつも並んでいる。別の場所でも見かけられることも多く、この地方には古い時代の力石信仰があったものと推測される。

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村の中心部への道(西)...なんとか車が通れる道幅だ。突き当たりが村の往還となっている。古いレンズなのでこのような完全逆光には弱い(しかし夕刻の雰囲気は出る)。

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東方向は基本的に山に入る道なのだが、地蔵堂向かいの台地上には、なぜか寂れた(つまり古い)木賃アパートらしき建物が一軒建っている。人も住んでいるようだが、近現代に何か地場産業があり、そこへの外からの就業者の住宅として建てられたもののように思われる(例:東畑地区の砥土の採掘)。近世・中世のことは調べられても、案外近現代の歴史は語られにくい側面がある(当事者が生存しているため)。

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かなり古いボディ+とても古いレンズ...しかし実用的な問題は小さい。フルフレームの威力である=古いAPSボディ&レンズでは少しの見劣りを感じる。