久しぶりにFUJIFILMのカメラを取りだして簡単テスト…ボディは古く、レンズは最新である。かなりのボリュームのためにX-T1にバッテリーグリップを付けてちょうどバランスが良いぐらいだ（XE系だとフロントヘビーで苦しい）。各部の仕上げも各リングの操作性も非常に良い。
夕方/16mmF5.6での撮影。ピントは素晴らしく良く写っている。このところFFカメラを重点にテスト（実写も）してきたために、APS-Cでは深度が深く見える。近接撮影でも歪曲収差が少ないのは優秀である。
逆光においては最新レンズとしては少しフレアっぽい…この点ではFUJIFILM XC15-45mm/F3.5-5.6PZの方が優秀である。レンズ構成が複雑なことも関係あるかも知れない。いままでの標準ズームと言えば16-70mmあたりが限界だったことを考えると（更なる高倍率ズームは画質が少し落ちた）＋10mmの80mmに対応した収差補正が簡単ではなかったのかとも思われる。
