フジノンレンズ XC15-45mmF3.5-5.6 OIS PZ
ふと思い立って、最近ご無沙汰のFUJIFILMレンズを簡単テストしてみた。たぶんFUJIFILMの保管庫がもっとも奥まった場所にあり、気軽に取り出せないために出番が減っているのだろう。同じ沈胴自動繰り出し式パワーズームのライバルSONY E16-50mmF3.5-5.6PZに比べるとあらゆる面で勝っている便利ズームである(特にシャープネス)。フードは同梱ではなかったのでNikonの24mmF2.8Dのモノ(52Ø)を流用した=高品質なのでなかなか好い。
夕刻なので少し冴えない印象かも知れないが(そして蔓も剪定した)ピントや各収差補正は文句ない出来映えである。これまで弱点だったAFの遅さもWRシリーズと同様に大きく改善されている。
逆光でもまったく破綻はない…XCレンズだからと言って低性能ではない。むしろ軽くて良いと思う。以前のXC系よりチープ感は減ったように思う。これから少しはFUJIFILMカメラも使おう=まずは出しやすい場所に保管庫を移動することか?