須磨浦山上遊園へ ①

土曜の東大寺詣りに続いて、日曜は須磨浦山上遊園へ行った(二日連続は厳しい)...阪神山陽電鉄で行くのが便利なので近鉄.阪神と乗り継いでやって来た。不思議なダイアで須磨浦公園駅には特急が止る場合と各停しか止まらない場合がある。また隣の須磨駅では特急待ちならぬ各停待ちとなった=つまり各停が止って、その後に特急がやって来て各停が先に出発するのである。そして姫路行の各停の車両には私以外は駅員が乗っているだけである。そうそう今回は大学の「フィールド写真講座」の秋の部の撮影なのである。

須磨浦山上遊園

駅のすぐ横に山上遊園のロープウェイの乗り場があり(15分に1本)すぐに降りてきた。小さな箱が満員で登りでも満員となった。今まで何度も来ているが、今年はずいぶん来園者が多いようだ。便利な場所には外国人の観光客が多いため少し不便な日本の観光客が流れてきているのかも知れない。ここではほとんど日本人の家族連れや若者のグルーブ、山歩きを楽しむ人ばかりであった。

山の中間で下りのロープウェイとすれ違う=ロープウエイなので当たり前のことだが、そんなことを最初から考えて乗る場所を決めている(満員なので動けない)。「なんとなく乗った」では思った写真は撮れない。

この遊園はふたつの山とひとつの谷をみっつの乗り物で繋いでいるために見どころが三段になっている。ロープウェイでまずこんなに高い場所に来たが先はまだ遠い。もちろんハイキング道(かなりの急坂)もある。山の落ち込む狭い平地に2本の線路と1本の国道が走っている。

ここの展望台に上がってみる...風もなく暖かい。いかにも瀬戸内の気候だ。ここから神戸はもとより大阪湾が全部見える(シーイング良好)ま南に紀伊水道が見えて、堺や関空ぐらいまで大きな建物が眼で分解でき、その先の友ヶ島や四国まで望めた。

眺望は背後の山以外は300度全開で右に明石海峡大橋も見える。良い天候に恵まれた。

今回もこの組み合わせだ...慣れる必要があるため。このレンズに100mm級の小型の中望遠があれば良い...もう少し待とう、Zマウントのタムキューが望みである。