Nikon Zfで醍醐寺へ ②

醍醐寺総門...向こうの屋根が仁王門、この間に露店がまばらに店を出している。

総門を入ったところに衣服を扱った店があるが店番がいない。ここで衣類は売れないことだろう(古着ではない=と思う)。AE評価測光はシャドウに引かれたり、ハイライトに引かれたりでまだ要領を得ない。一応測距点(中央スポットがデフォルト)重視の設定がデフォルトとなっているが癖はつかめていない。それとホールディング感が大グリップ時代と異なるためパッと撮ると画面が僅かに右下がりとなる(Leicaでも同様)これも慣れが要る...ここでは回転補正している。

仁王門に行く前に少し左に入って三宝院庭園を見学、石庭だが池と砂と岩を生かしたしつらえとなっていて悪くない。国宝の建物も枯れた味を出している。

元の参道に戻り三宝院の本来の門を外から見た...菊の紋があり朝廷系の寺(塔頭)と思われる。この唐門も国宝であり普段は閉められている。

唐門横の帽子屋、高齢の店主はソファーで居眠りをしていた。3000円で手づくりとは?...帽子なら買う人がいるかも知れない。しかし買うにはまずおじいさんを起こさないといけないが。

仁王門に到着...ここから先はそれなりに東山の雰囲気となる。

秀吉時代の再建というが、仁王はそろそろ何度目かの改修時期にきていると思う。やはり阿形像はこの角度か?  柵の間から撮る時はバリアングルモニターでの撮影が便利だ(ふだんは畳んでいる)。暗所での撮影は心配ない...8段分の手振れ補正と高感度での性能による。私は設定を感度はISO100~6400のオートとし、最低シャッター速を1/100(スナップ時の被写体ブレ防止を想定)にしてみた...もちろん6400/絞り開放を過ぎればシャッター速は落ちていく。これで人間の見えているものは全部止められる。

吽形像はこの角度(色々の角度から撮っているが)が良い。かなり痛んでいる。さてこれから境内の奥に進もう。