村祭り

今日は昨日の地区の祭りの日である。それでまた訪問した。きのうの柑橘の全景をまず撮影、もう母屋は取り壊されて倉庫が残っている。

地区の氏神社・東谷神社へ...さても宵山に向けて神灯が点いていた。明日は本宮だが、今年は参加を遠慮する。いきなり行って写真を撮りまくるなどはしないことにしている。狭い村中を何度も歩いて見慣れてもらい、話をいろいろ聞いたりして、少しづつ接近していくのである。民俗調査で学んだ方法である...大事なことを逃しても「また来年...」と考えるのが良い。

ご神灯の向こうに拝殿が見える。summaron 35mmF2.8は(今回はすべてF5.6で撮影)周辺を除いて良く写っていて今後とも使えそうだ。elmar 50mmF2.8などと同様少し無理をしたレンズ設計で周辺やボケ味まで手が回らなかったのだろう。私はこの2日間で200枚程度の写真を様々な条件で撮影し、レンズの個性をつかんできた...現在のㇾンズと異なり、撮影距離・絞り値・光線状態で微妙に変化する性質を理解することだ。絞りはF5.6-11にしたい。

境内には「子供神輿」が安置されている。大人が担いでちょうど良いぐらいの大きさである。子供が居なくなったので担いで練ることはできず、残念ながら今日と明日展示されるのである。

造りはしっかりしており改修は完全になされている...屋根の真ん中は鳳凰、四方に鷲と鳩を合わせたような鳥が配置されている。町に神主は2名しかおらず、神社は各地区にあるため、これから毎週秋まつりが町中でなされる。

今までは「少し落ちるㇾンズ」と思っていたが、デジタルで蘇るタイプのㇾンズのようだ。今しばらく試用してみよう。