稲植神社へ

雪に閉ざされて動けなかったが、ようやく近所の神社(いつも散歩がてらに行く)へ来て、付近を1時間半歩いた。一の鳥居、熨斗や榊が新しい。

神官はいないが氏子の活動は盛んで、今日も社務所に詰めていて、新しく寄進をした人の紙を貼りだしていた。

全部Leica M9+LIGHT LENS LAB  M35mm f/2 LLL-35M(周八35mmF2)で撮影…だんだん周八にも35mm画角にも慣れてきた。ほとんどF4/5.6で撮影…スローシャッターも確率が上がっている。

勧請縄…この地方特有の注連縄で、この神社のものが最大である。これも正月に新調された。

二の鳥居脇の門松代わりの飾り鉢、まだまだ日陰には雪が残っている。

境内に入ると今年からの趣向だろうが七五三や成人式の写真が拝殿へ向かう参道の左右に飾られている。私の地方では幸いなことに「個人情報云々」がやかましくない。

今年の干支の大絵馬が拝殿の横に飾ってある…昨年は「コロナ退散」の文字が入っていたが今年は以前の型式に戻った。

絵馬の反対側に納札所があり、古いお札が返納されていた。面白いことに注意書きとして「ぬいぐるみや人形を入れないで下さい。燃えるゴミの日に出して下さい」と張り紙が出ていた…それでもやはり入っていた。ここでは売っていないが観光化の中で開運などのぬいぐるみを売っている観光寺社が増えているからだろうか?

12月末に来たときはお神籤は取り払われていたが、もういっぱいに結ばれている。混雑を予想して1月1日には来ていないが相当の人出だったようだ。

多くの神が合祀されている。私の住む地域は全体に信仰に厚く、どの字にも寺と神社があり、それなりに地域の人々が維持に関わっている。

神社の広い駐車場。今日は私と氏子総代の車だけだった。向こうの竹藪に如来堂があり、遠くの山は山城山地だ。

この組み合わせが使いやすい…デザインや使い勝手も良いが、昔のレンズの個性とM9のCCDセンサーの個性が合っているように思う。