涌出宮

涌出宮(和伎座天乃夫岐売神社) - 木津川市

昨日は友人が訪れて、初詣の3となった。場所は旧山城町の涌出宮=和伎座天乃夫岐売(わきにいますあめのふきめ)が正式な名前だが、呼びにくいため通称を涌出宮と正式になっている=で、ここは当地の神社の中で神官の常駐する格式の高い神社である。更に全国区の奇祭とされている「居籠(いごもり)祭」等の儀式は国指定の重要無形民俗文化財に指定されている。ところが神社にはハッキリとした駐車場がなく、境内や周辺の空き地に停める他はなく、前回は棚倉駅に、今回は忠魂碑の横に車を停めた。

正月三が日を過ぎると静かなものだ。境内は人気もなく空気は澄んでいる。社務所の壁に木漏れ日がユラユラと揺れていた。

拝殿、今日は入れない(何か正月の片づけをしている音が中から聞こえてきた)が風格がある社殿である。

拝殿東の社務所・神集殿・集会所がひとつになった大きな建物がある。ここでお札を売ったり、祭りの準備や氏子の寄り合いなどがある。

そして本殿、横からいつでも入れるため、実際は普段はここで参拝する。どうやら祭りが行われるのは拝殿(舞台も兼ねている)の方のようだ。

その拝殿から氏子と思われる人が片づけを終えたのか現れて、集会所の方へ消えていった。AFに慣れた昨今、このような一瞬をRFカメラで撮るのは難しい(15年前までは簡単に撮れたのだが…)。  今回は下の組み合わせ(前日のテストと同じ)で撮影。少~しずつ慣れていく。AEロックがシャッター半押しでしにくいのが唯一の欠点で、絵としてはM9が良いと思う。周八35mmF2にとっては少ない画素数+CCDセンサーが整合性がある。