和歌山:粉河寺

f:id:xnagy:20220406143516j:plain

昨日は好天好日のなか、和歌山の粉河寺へ参じた。近所ならともかく、離れた場所はサクラの満開日にぴたりと訪問はできないものだが(粉河寺も過去に2回春に訪問しているが、満開には少し遅かった)今回はまさに満開の時期であった。3年ぶりの訪問だが少しずつ整備されて案内の看板は新品のようである。ただし一度は荒れた寺のため、奥の方の堂宇や社は未整備のところも多い。

f:id:xnagy:20220406143531j:plain

参道にはたくさんの種類のサクラが植えられ、気候の加減か今年はそれらが一度に咲いたようで華やかであった。私の好きなシダレザクラは地面まで花で下がり、向こうが見えないほどだ。下は反対側から…いずれも観光客が記念写真を撮っているのだが、姿が分からない。

f:id:xnagy:20220406153516j:plain

f:id:xnagy:20220406143544j:plain

参道の名物になっている変わった剪定の木も元気に新芽を吹いていた。

f:id:xnagy:20220406143556j:plain

横から見るとこんな様子、下は水平にカットし、上が台形に剪定されているようだ。向こうの土壁を見ると未補修の姿が見られる。親子三代で荒れ寺の補修は続いている(今の住職は多少の知り合い=65歳)。

f:id:xnagy:20220406143610j:plain

花の参道を抜けて立派な山門に辿りつく。西国三十三所三番札所の由緒である。千年以上前から有力な寺院であったことが伺える。旅日記も輻輳しながら続いていく...春秋は忙しいのである。

*今回はこれで撮影(相変わらずボディ1台・レンズ1本)…18-35mmは新しいGではなくDタイプだ。どう考えても性能は落ちるのだが立体感がこちらが出るのである。

f:id:xnagy:20220406145340j:plain