浄瑠璃寺へ

花を求めて1ヶ月ぶりに浄瑠璃寺を訪ねた。ここではサクラは多くないが春の庭園を眺めたかった。門前のソメイヨシノは満開で散りもしていない最高の時期だと思われる。参拝客は例年と比べても多くない。

参道の横の庭園に入ってみる...モクレンの大木が真っ盛りである。普段は地味な場所だが、春には様々の花が咲く。

庭の一角に日本式のサウナ小屋が展示されていた(もう朽ちかけている)。これと同じものを滋賀の博物館で見かけた。

境内に入ると1本だけ低いサクラ(葉が同時に出ているのでソメイヨシノではない)が咲いていたので本堂を背景に撮る。

本堂前まで来ると、また寺の猫が国宝の建物を徘徊していた。半飼育の野良猫は最低でも5〜6匹いる。

塔の前から本堂を見る。参拝者はやはり極端に少なく普段の日曜より少ないぐらいだ...皆サクラの名所に行ったのか ?

池畔に降りて塔を見上げる。まだまだ木々は眠りから覚めていないようだ。

灯籠も重文指定で、池の向こうと対になっている。どこでも同じだが、この灯籠も部位によって時代差が見られる。なにしろ千年単位の文化財で、つどの修復を重ねてきたのだろう。

門前のソメイヨシノもほぼ満開で散り始めていない。 今回は一眼レフとズームで出仕したが、やはり重くてミラーレス機かLeicaにしたほうがフィールドワークでは良いと思った(もう70歳を超えたのだから...)。