多景島は全体が日蓮宗見塔寺の境内で、周囲たった600mの岩島である。連絡船は島を一周してから船着きに止まるので、まずは一周の写真を出そう…桟橋側からは本堂・庫裏・誓いの塔・鐘楼・題目岩などが見られる。道は確かに島を一周してついているが、岩ばかりなので(最近は多少整備されている)かなり難儀な道で30分の停泊時間では写真を撮りつつ全部回るのは不可能で、最低2回できれば3回でなんとか回れるだろう。
時計回りに船は回る…南側から撮影。小船が停められる程度の寺用の浮桟橋があり、断崖に荷揚げ用の軌道が付けられている。
裏側(西側)から…島全体が断崖絶壁で囲まれていて、人工的に作られた桟橋以外から上陸することは不可能である。
北側の外れに立っている題目岩…トップのサイトにもあるとおり、ここに題目が刻まれていたが、花崗岩の風化により2018年題目の刻まれていた面が崩落した。今に至るも復元はなされていない。10年ばかり前に行ったときに写真を撮っているので掲示してみよう。題目岩の隣には若き日の日蓮上人の像が陸地を指さして立っている。
2011.5