LUMIX GF2+LUMIX G14mmF2.5

Panasonic LUMIX DMC-GF2

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先日天気の良い日に、まとめてm4/3などの小型のカメラの簡単テストを行った…少しずつ紹介してみよう。まずは非常に小型のLUMIX GF2、遠い昔のようだが2011年の製品だ。筆者はこれをモニターとして貰ったもので(Panasonicのミラーレス初代であるGF-1は2009-2012ぐらいの間に使い倒した私にとっての名機である)当時の最斬新のタッチパネル機能に馴染めずあまり使ってこなかったモデルである。しかし実際の性能・機能は悪くない…Panasonicはこの後GFシリーズを入門機として、GXシリーズを上級機として分化させた。ミラーレス派だった私もGX7-8と続いて使用していった、やはり「はじまりの道」である。今はOLYMPUSのm4/3機と共に保管庫で眠っている (現在は35mm判FF機・44mm判しか使っていない=この事情は別掲)が、また使う日もあると思っている。色々なデジタルカメラを使ってきて、結論としてミラーレス指向のアマチュアならm4/3が最も勧められるフォーマットだと言える(世の中はだんだん大型センサーに向いているようだが、大多数の人には「不必要」と思われる)。理由はボディやレンズが小型(比較的安価)であるばかりではなく、小型センサー用のレンズが性能を出しやすいからである。

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ISO200/F5.6/AWBで撮影、画角は28mm相当だが、さすがに深度は深くてF5.6だとボケ味などはほとんど関係ないレベルだ。しかしレンズは当時も今もm4/3ワイドレンズとして最高水準で、開放から安心して使えて、戸外での常用絞りのF5.6となれば完璧に近い。ボディのダイナミックレンジも悪くない(このカメラはパナセンサー)。

中央部切り出しを見ても、ピントが深いので、やや平板な写りとしても精密感は充分だ。G14mmF2.5はII型まで出て、いまだに現役カタログに載っている名レンズだ。

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