山麓の小径

下のミカンの畑のすぐ左の高台に、地区の氏神である八大龍王社が鎮座している。今回は社には入らずに先へ進む。

村から神社への参道が山麓に伸びている。いつもは国道脇の農協の駐車場に停めて畦道を歩いて神社に来るのだが、初めて村からの本来の道を散策する。道ばたの狭い畑で果樹の苗を栽培していた。鳥に新芽を食べられないように網をかける作業に余念がない。

山を巻くようにして地区の中心に道は向かっていた。道は村はずれの東の斜面づたいに伸びていく。車が入れない道幅のため、現在はほとんど使われていない道（そして神社で行き止まり、道はなくなる）だが草刈りなどはキチンとなされている。