閑話休題

f:id:xnagy:20201118203355j:plain

今日、ひょんなことからCanon EF55-200mm/F4.5-5.6 IIがやって来た…欲しいわけではなかった(そもそも望遠レンズは使わない)が、amazonで急がねばならないモノができて、それが「お買い合わせ商品」だったため、どうしても2000円以上になる必要があり、サイトに出てくる例のオススメ品にこれが2980円で現れて、まぁいいかとカートに入れた次第である。プラマウントの具合やゴムリングを観察すると2003年の発売とは思えないほど「ほぼ新品」であった。フードは付いていなくて汎用品の50mmフードを自分の在庫から(2022.7、社外品専用フードを購入)、フィルターもフィルム時代のCanon純正モノコートUVフィルターである。

EF55-200mm F4.5-5.6 II USM

f:id:xnagy:20201118212409g:plain

f:id:xnagy:20201118203436j:plain

結果は55mmでは絞り開放からピントは驚くほど来ていた(上はF4.5)。F5.6で周辺まで完了する…ただし周辺光量の落ちはやや大きく、F8にならないと改善されない。しかし全体として見れば現在においても撮影結果に支障はないだろう。

200mmでも周辺を除いて絞り開放F5.6で良いピントが来る。周辺光量はやはり落ちていて、なんとかF8にはしたい。絞り開放で無限遠は私のテストに入っている項目だが、これはレンズにとっては難しい条件なのである。絵がハレているように見えるが、今日は少々霞がかかっていたためである。

f:id:xnagy:20201118203457j:plain

それにしてもCanonの安価なオールドAFレンズは、何本買ってもNikonに比べるとCPU不調がない=別に贔屓している訳ではない、いかにフィルム時代のEOSマウントの設計に先見性があったかと言うことである(Nikonの「不変のFマウント」には無理があったのだろう)。