宮ノ裏地区へ

f:id:xnagy:20201009220202j:plain

寺の裏へ回り込むと、その名も宮ノ裏地区となる。元の木津川河川敷のすぐ横の低い河岸段丘の土地である。以前は出水のため、野原か湿地だった場所だが(水運の川湊も形成していた可能性はある)現在は水害の意識も遠のいて、新興の住宅が府道47号線と木津川の間に細長く伸びている。背景の森が御霊神社の杜、まだまだ空き地も残っている。

更に奥へ進む...この微高地は旧の木津川の堤防である。その向こうに更に高い現在の堤防があり、古い堤防の上にも住宅(こちらは古い)が建っていて、表からは車が入れず、堤防道路側から車は入る。いずれ取り壊される運命の町でもある=現在は堤防上に構築物は建てられない。さらに川端の町の深部に入っていこう。

f:id:xnagy:20201009220225j:plain

上津遺跡