ZUIKO 35mm/F3.5 MACRO

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 4月に「宣言」が始まって以来、古いNikonCanonのレンズを買って、近所への旅を続けてきたが一応のピリオドを打った(全体に緊縮気味で価格は下降していた)。今はやはりカメラ事業部の廃止(移譲)された4/3レンズ・ボディが中古市場から消えつつある(見つけた場合は安い)。そして近日中に整備・修理も不可能になるだろう。そんな訳で依然として使い続ける覚悟の筆者としては、今のうちに必要なものを予備的に(直せないから)押さえておくことにした。すでにボディ5台+レンズ=7-14/11-22/12-60/14-55/14-45/Leica D Vario-Elmarit 14-50mm F2.8-3.5 ASPH/SIGMA 10-20mmF4-5.6/SIGMA 55-200mmF4-5.6とかなりのラインアップなのだが、新たにZUIKO 35mm/F3.5 MACROとZUIKO 14-42mmF3.5-5.6・ZUIKO 40-150mm/F4-5.6・E-510ボディを買い足した(中古ランクはA、価格は全部足しても20,000円程度)。望遠はほとんど使わないがSIGMAレンズしか持っていないため純正品を導入した。全体に標準ズームが多い(全部で5本)のはスペアとして考えると「壊れたらそれまで」なので、使用頻度を考えると妥当な選択で、マクロは正確な描写をするために必要だからだ。パンケーキ25mmも買っても良いと思っているが…今のところ踏みとどまっている。

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今回導入のすべてである。ボディはOLYMPUS E-300/E-330/E-30/E-5/E510/LUMIX L-1と6台にもなったのでこれでお終いだ。

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さっそくE-300でテスト…マクロレンズらしく絞り開放から隅々までキチンと写るし、絞っても大きな変化はない(F5.6-11が最良=ズームとは別次元の解像力)が、やはり写りは平板となるため普通の撮影ならズームレンズの70mm域を使う方が味がある。残念なことに4/3規格は仕上がる前に消えたので、単焦点レンズは魚眼レンズや25mmパンケーキと35mm/50mmマクロ・超望遠しかない。この中で使いでのあるレンズが35mmとなった(主としてテレセントリック性能)。

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マクロ撮影(F8)…フルフレームより深度が深いため使いやすいことは間違いない=絞りを開放とすれば背景はボケるし、絞ると接写でも背景の形は出てくる。