金胎寺・行場への道

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いままで何度か金胎寺には来ているが、古来からの修験道の行場の方へは行ったことがないので、時間のある限り行ってみることにした。庫裏のすぐ裏に行場の入り口があり、ここから深い山に入っていく。

歩くと檜の美林(これは私有林)の中をどこまでも道は続いている…この写真は背後を撮ったもので向こうから歩いてきたのである。狭いがシッカリとした古道である...現在はハイカーが歩く道となっている。山師が入って手入れがなされているために山の深さの割りには明るい。町から遠く離れているために何も人工的な音は聞こえない…その代わり、道路も近くにないため、これらの檜は「出し」が非常に悪いと要らぬ心配までしてしまう=出しが悪いと費用が多くかかるため価格にはねかえって売れなくなるのである。

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