弥勒堂へ

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4/25以来久しぶりの近所への旅である...何年も見続けている村の聖地の「乱開発」現場へ行ってみた。近隣旧村との話し合いもついたようで、何区画かは売れたらしく、連休中にも関わらず工事をしていた。

f:id:xnagy:20200506185806j:plain古くからの小径から分譲地へ下りてみる…元は今薄くなった竹林が人が入れないぐらい生えていた。竹林の向こうは農地だが、いずれそこも住宅が建つのだろう。人口が減っているのに家が増える...不思議な気がする。

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左が旧村、山を削った新興宅地よりだいぶ低い...以前工事が停滞していた頃に土砂がこの落差を下へ流れていたのである。村人との交渉で擁壁は造られ、下の敷地の間に3m-5mの緩衝地帯も設けられたし、背後の弥勒堂への遊歩道も整備された...不動産業者にとっては宅地10軒分程度の土地の減少で痛いところだろうが、ここの町ではまだまだ旧村の人達の力が強いのだろう。

全体に曇ってはいるがAWBが適切ではなく黄色っぽい(スタンダードオート)…少しブルー側に寄せよう。晴れている時は問題ない...曇り日なので青っぽいほうが自然なのだが過剰補正なのだろう。

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Canon G1X-2のもうひとつの課題が見つかった...撮影していると季節外れの驟雨が襲ってきた。車に駆け戻るも、ある程度カメラも濡れてしまった…帰宅後掃除しようとするとフィルター面の内側に水滴があった。どうしてかと調べるとフィルター取付アダプターに1mm程度のスリットがあり、そこに雨粒が直撃して中に跳ねたようだ。沈胴レンズは脆弱さがあるためフィルターを直接ネジ込まない工夫には賛同できるが精度においては考えものである。雨粒だけでなく埃も入ることを念頭に置いておくべきである。もうひとつ、これは沈胴レンズ全般に言えることだが、鏡筒に雨滴がついたままレンズを引っ込めると水分がカメラ内部に入っていくことも忘れないこと...どうせ乾くと思うのはリスクをともなう。雨が降りはじめたらまずレンズを引っ込めることである。