Nikon Z6 & NIKKOR Z 14-30mmF4

NIKKOR Z 14-30mmF4は沈胴式レンズなので、使用状態ではこのようにかなり長くなる(広告写真ではコンパクトさを強調させるため沈胴状態で載せられていることが多い)。しかし、この焦点距離でフィルターも付けられるとなることも評価しなくてはいけない。画質としてはSONY FE16-35mmF4とそれほど変わるとは思えないが、たった2mmの差でも画角は10度ほど変わるので大健闘とも言えるだろう(評論家諸氏が絶賛しているほどの画質ではない)。

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完全逆光での性能は前にも書いたとおり非常に優秀で破綻はまずないだろう。ボディに関することになるが、ダイナミックレンジも比較的広い=不自然になることがあるためDレンジオプティマイザー等は使っていない。

外光・白色LED・白熱灯の混合光線下でも、それなりにこなしていると思う。Nikon一眼レフはD800までしか知らないため、現在のD750/850のAWBは分からないが、旧来のNikonにありがちな黄色に引っ張られた色再現は見られない。フルサイズミラーレスを使っていると、どうしても神経質になるので、矛盾するようだが、反対に結果のよく分からない一眼レフも悪くないなとも思った。

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1日歩きながら1000カット以上を撮る場合、α7-IIよりZ6の方が右手首やシャッターを押す右人差し指の疲れが少なく、人間工学的にはZ6の方が優れていることになる=これは疲れという点だけでZ6の方が撮影しやすいということではない。いずれも24-70mmF4レンズでの撮影。

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