さて上陸、乗った船がpm1:50と中途半端な時間だったからか、乗客は朝から淡路島本島へ行っていた島民の人が4割、釣り人も含む観光客が5割、郵便局や工事関係者など仕事の人が1割といったところだ。向こうは離島としては立派な待合所。
待合所に入ろうとすると(このような場所も記録せねばならない)「切符くわえ禁止」という珍しい標語が貼っていた…トイレの前である=もちろんコロナ対策の一環なのである。もうひとつは全国の離島連絡船のすべて(経験の範囲内で)が交通系カードは使えず、待合所か船内で切符を買うことになっている。切符販売機の導入も進んではいるものの、やはり「切符を買う」のである(国交省の規則があるのだろうか?)。
待合室は広くて快適だ。店ではないが名産品の展示や島の観光案内図などがある。画面左端に「洲本」と書いた板が見えているが、それはかつて淡路島の中心地・洲本までの航路があった時の銘板である…2016年に廃止となった。残念ながらその連絡船には乗っていない。
郵便物は連絡船に積まれて島に運ばれ、ここで郵便カブに載せ替えられて島中に配達される。フェリーはない。