多景島へ

多景島の魅力

f:id:xnagy:20211006111416j:plain

竹生島からの帰り船が入港した。30名ばかりの下船と、比較的彦根港ルートとしては多い。この船に乗って1日1便の多景島に行くのである。島全体が寺域であり、また住職がひとり住んでいるため、この航路は赤字でも止められない(現実には補助金で動いている)。1便なので船は多景島に着くと島を一周し(これは観光目的)港に30分停泊する。その間に物資を降ろし、参拝者はお詣りをするということである。参拝だけなら30分あれば可能だが、島を一周する岩だらけの小径(道のそここに旧跡がある)を巡るのはとても無理で、最低2回は来ないといけない(今回は3回目)。

f:id:xnagy:20211006111433j:plain

さて改札の始まり、過去の2回(10年以上前)では乗船客は2-3名だったが、今回数えると筆者以外で21名と大幅に増えていた。そして色々なクーポンがあり、往復3000円の船賃がなにがしか安くなるようだ…船会社も観光に力を入れ始めている。そういう筆者もシニア割引(敬老の日を含む1週間)で安く乗れた。

f:id:xnagy:20211006111450j:plain

いざ出航、たった20分の船旅であるが、船も湖もそれは好いものだ。今年度のコロナ禍で、遅ればせながらの連絡船と離島の踏査の始まりである。