笠置山

京都府立笠置山自然公園/京都府

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笠置山に戻る(頻繁に出歩くので記事は前後する)…笠置の寂れた温泉街から細くて急坂の道路を登ると、それほど広くない観光協会の駐車場があった。人件費節減のためか人はいなくて、自主的に料金箱に入れる性善説的な仕組みとなっている。そもそも付近の道路は駐車禁止ではないため、そこここに車は停めてあった。駐車場に停めて料金(500円)を払うのも地元のためと思う。防犯カメラは本当に付いているが、これはタダ駐車を監視するものではなく、料金箱泥棒を監視するためのものであろう。

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この駐車場から2-300m歩く…上を見るとこんな山の中に料理屋の看板が見えた。

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確かにその先に料理屋(キジ料理が名産)があり、宿泊もできるようだ…しかし客は入っていない。笠置寺も参拝者よりハイカーの方が多いのである(皆さん弁当持ち)。

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その料理屋の横から寺の境内に入る。すでに寺自体は衰えて本堂などの伽藍はない。明治時代の「史蹟及び名勝 笠置山」の石碑が、入山料徴収所(300円)の横に傾いていた。その当時はもっと栄えていたのであろう。ここからはほとんど行場の道である。

*さすがにFUJIFILM X-Pro2+FUJIFILM XF16mmF2.8WRの組み合わせ、極めてシャープで欠点がない。強いて言えば緑が強めに出る(アスティアモード)ことぐらいか?