太郎坊宮参道へ

太郎坊宮について

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新八日市駅から旧の街道を一駅分移動したら、太郎坊宮前駅である。そこから鳥居をくぐり長い長い参道が続いている。地蔵堂がまず見えてくると周りは田畑ばかりとなる。向こうが太郎坊宮のある赤神山で(ふと讃岐の五剣山を思い出す)いかにも修験の山である。

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更に参道を進むと「御神田」があった。山はどんどん近づいて荒々しさが目に見えてくる。中腹の大きな建物が参集院で社務所や宿坊となっている。そこまでは車で上がれるが、本来は下から長く険しい階段を登っていくのが筋であろう。

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神田へ入る。今は春先なので地味なものだが、もうしばらくすると苗代・田植えと忙しくなる...神田で採れた米は(いや神田でのすべての作業)祭事に使われる。ここ(正式には阿賀神社)はこの地方での最も勢力のある神社なのである。