初詣2

今日は初詣の2として(信仰と言うより民俗研究)旧山城町の3ヶ所の神社に参詣した。

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南から町に入り、まずは湧出宮・和伎座天乃夫岐賣神社に夏に続いて入った。今年はコロナ禍もあり、ずいぶん平年より参拝者が少ないようだが(しかし比較的若者が多く参拝していた)、それでもここは山城町北部で唯一の神職のいる神社で、各地区の神社の祭りにはここから出張するようである。ここだけではなく、この南山城地方で行われる「居籠(いごもり)祭」は注目に値する。

湧出宮・和伎座天乃夫岐賣神社

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そして蟹満寺隣の綺原神社(綺原坐健伊那大比賣神社)へ。ここも春に来て以来である。牛頭天王を祀っているが、ここでは狛犬の場所に阿吽の牛が祀られている。養蚕の神も祀られている。

綺原座健伊那太比売神社

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隣の井手町との境に高倉神社があり、以仁王の墓が隣にあって(宮内庁の管理)この神社も地元の人達によって特に大切に保全されている。地区の氏子七人衆(お寺関係も含めて十人衆)で、各年頭人を努めて1年間神社の守をする。寺も含めて最大19年間勤めることにもなるようだ(頭人からの聞き取りによる)。神社の門には簡易式の勧請縄が付けられていた…やはり本式のものはもう作るのが難しいようだ。

高倉神社

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今日も違うカメラ、最新式のTAMRON 17-28mmF2.8/Diを使うと、NIKKOR Z 14-30mmF4と同様に、やや古いCanon EF17-40mm/F4LやNIKKOR 18-35mm/F3.5-4.5Dとは次元の違う写りとなる。もう「味が...」と言うのは意味がないのかも知れない。とは言えネットサイズや六切り程度ならその差は分からない。