綺原神社

綺原神社

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昨日の続き…蟹満寺の横に綺原神社(カンバラ)が座している。社殿は小さなものが建っているだけだが、ここも由緒は古く飛鳥時代より存したようである。渡来人:秦氏氏神でもある。緑が濃くまだ秋の侘びにはほど遠い。

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となりの井手町へも足をのばす(と云っても車で5分)…新道ができ、新興住宅地建設に合わせて玉水の駅舎も新築された。しかしやはり人口減少期のためか、他にも理由があるのか、新らしい住宅は予想より少なく駅も撮影している立体駐輪場も人影は少ない。

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国道24号線へ出る(ここでは木津川の堤防上の道路)と、井手から田辺への玉水大橋が架かる前の渡し場の跡が保存されている。両側ともに歩道はないため歩くのは危険もある。左が河川敷で、水神の祠の後ろには渡し場の目印に植えられたエノキの古木が立っている。数年前に落雷かなにかで大エノキは枯れたかに見えたが、根方から新しく枝が伸びてきて今では以前の1/3ぐらいに成長している。渡し場の目印にエノキが別の場所でもあり、その訳はこの強さなのかも知れない。