笠岡:住吉港

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旅の始まりの笠岡:住吉港である。港周辺は昔の商港の猥雑な雰囲気がだんだん減って、スーパーや住宅に生まれ変わりつつある。それでもそここに港町の風情は残っている。

初めて来た頃からすると隔世の感のする待合室である。数年前までは駐車場もなく、待合室もローカル路線のバス待合程度だったが(みんな車はスーパーの駐車場や港の適当な場所に勝手に停めていた)、3年ほど前には笠岡市も乗り出してきて、かなり広い正式の駐車場もできたし、待合室は立派な駅舎のようになった(船は民営)。今回来ると「港ピアノ」が新設されていた。昨年「日本遺産」に指定されたのも偶然ではない。「港ピアノ」は知多の篠島とここの二ヶ所で見た…おそらく全国にはもっとあるのだろう。もちろん冷暖房完備で、船待ちの時間は三階建(実際は二階建に中二階)の待合所で快適に過ごせる。

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船待ちながらピアノ弾いて