三室戸寺

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今日は上醍醐寺に行こうとした…表参道は醍醐寺裏から長い坂道を上って到達するのだが、裏にお寺関係者が上がる狭い車道(軽四だけ可能?)があることを知っていたので、途中まで行くが通行不能となり断念…聞けば上醍醐寺は落雷で焼失し現在復旧中とのこと、何も知らなかった(寺宝その他は醍醐寺に保管中/ご朱印醍醐寺で貰える)。それで西国三十三所札所で一番近い三室戸寺へ行った。どちらにしても行くつもりだったので、それはそれで良かった…ここは花の寺で有名で信徒に聞くと、春~夏は境内に人が溢れるそうだ(今は信心の人達ばかり)。門から階段を上がるとまず人頭蛇身の大きな宇賀神が鎮座している。神仏混淆時代のなごりだが、これほど大胆な像は珍しい。像は新しく、明治以来の神仏分離が最近になってようやく解けてきたとあちこちで感じる。

本堂の隅の賓頭盧尊...ここのは撫でられすぎて全身がすり減っている。と云いながら筆者も足首と膝を撫でさすった(少し足を痛めている)。

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今回はLeica M10の二度目のフィールドだ(ぶっつけ本番はしないので買ってからしばらくはテストばかりである)...テストの結果、彩度を一段落としての撮影である。したがってやや渋い絵となったがレンズも含めて満足すべき結果を出せた。そしてハンドリングがM9やM240より格段にいい。バッテリーは236カットで40%の減のため、計算上は1個で600カットばかり撮れることになる。ボディの小型化とともにLeica M240系より小型のバッテリーとなったので少し馬力が下がった(M240系なら1個で900カット可能)がフル充電の場合、予備を1個持てばこと足りることも分かった(このカメラで1日1000カットは無理だが...)。

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