廃屋

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舞鶴・高野川架橋のために立ち退きとなった海辺の細民のバラック...もとより不法占拠だったが(海岸は国有地)、戦後のどさくさ時に建てられたものである。しかし居住権は認められて電気も水道も通っている(以前の聞き取りによると、国に土地の占有料=地代も支払っていたと思われる)。そして架橋工事の今、ついに立ち退きとなった=もちろん一定の補償はある。

中に小径があり、両側に全部で10軒程度のバラック(廃屋)が建っている。工事のために運ばれた砂山の向こうが住吉神社である。数年前まで一部の人が居住していたため、まだなんとなく生活感は崩れずに残っている。しかし架橋はまるで進んでいない。

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