踏切の町

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ここでは町の中に複数の鉄道が敷設されている。明治期、だいたいが町の外れに敷設され、駅も町はずれにあったものだが…蛇足になるが私の故郷でも町はずれに駅はあり(今は過疎地ながら駅中心に変わっている)その理由が「疫病が都会から来るから」「流れ者や悪徳商人が来るから」...戦後までそのような言説が語られていた(駅のできる明治期には反対運動もあったらしい)…ここでは町中に敷設されたため、やたらと踏切が目立つ(道の方が古い)。近鉄は高架となったが京阪・JRは昔のままで街区ごとに踏切があり、キンコンカンコン♪と賑やかである。ところが開かずの踏切とはならない。たくさんあるので、どうやら地元の車は分散するようだ。上の写真は老舗のかるた屋さん…とても有名らしい。下は古い町並みに京阪の新型ビスタカーが走り去るところ。今回は付近の1/2程度しか歩いていないので、遠からずまた来ようと思っている。更にお城方向へ行くにはもう1日必要だ。

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