LIGHT LENS LAB 50mm f/2 Rigid-SPIIの晴天時でのテストで問題が見つかったので記す...条件によるので「絶対」ではない。
晴れ(斜光線)、ボディはLeica M10、上はF2.8、先の曇り日でのテストよりコントラストが上がり完全に実用できる(開放F2ではややハイライトが滲む)。F4-F5.6と更に画質は良くなるが、下の画像のF8になると画面の中央部に白くフレアが(白くなる)出始め、F11-F16ではよりはっきりする。曇りのテストではそのようなことはなく、結局はフードをしていないため横からの光線が影響を与えたものと考えられる。小絞りで目立ってくるのはレンズ前群での面間反射が大きいためか、絞り羽根の反射が大きいのか、オリジナルのレンズエレメントを、より小さいズミクロン鏡胴に入れたためか、いずれにせよフードは必携(Leica純正標準フードが付けられる)で、フードなしの場合はF5.6で止めておく方が良さそうである。なお斜光線ではなく普通の画面近くに太陽のある場合ではこのようなことが見られない。筆者の経験では初めての現象なので当惑しているがF2.8-5.6で撮れば問題はないので、取りあえず手持ちの12585フードを付けた。