初詣

元旦の夕刻、いつもどおり住む町(ムラ?)の鎮守の社に詣った。初日の出は到底無理なので毎年初日の入りを見るのである。世話をする古老が居なくなったのだろうか、去年に続き社には提灯がかかっていない。それでも鳥居と拝殿には以前に比べて貧弱となったものの勧請縄は新調されていた。

ムラの方へ鎮守の森を回るように歩いていく。実際には夕陽があるのだがダイナミックレンジが狭くて空に溶け込んでいる。背後が社でムラを見おろして南西に開けた立地である。

森を見る…森と言っても大半は竹林で雑木が混じっている程度だ。空気が澄んで心地よい散策である。

山を半分回ってムラ外れに来ると、ムラの若者達が社に参拝するのとすれちがった。更に別にもう一組が詣でるのを見た。

ムラ中を通り過ぎて農協(正面の建物)の駐車場に戻る…以前から工事がユックリ進んでいる新道を歩いてみた。右の家並みのすぐ向こうに拡幅された163号線が走っている。いきさつは分からないが右の住宅や農協は裏表に道路に挟まれた形になる。

今回はFUJIFILM GFX50R+FUJINON GF30mmF3.5で撮影してみた。重くて大きいが、なんとか使える範囲内だ…フィルム時代のFUJICA GW690とソックリの持ち具合である。

GW690