長命寺

長命寺

長命寺に行くには湖畔からなら800余段、それも傾斜は急で石段そのものも凸凹である。行くだけで修行…密教の寺らしい立地である。もちろん現在は車道が近くまで入り、駐車場も完備されている。しかし最後の200段ぐらいは登らなければならないようになっている。道は本堂横までついているが「修行」なのである。歩くのに障害のある人は申し出れば通してくれる。そこに見えているのは山門で、そのかなり上に本堂がある。

本堂横まで辿りつく…その先に三重の塔(重文)が建っている=10年ばかり前に改修された。

本堂に着く…いつものことだが、へばってまず「たねや」の古い寄進のベンチに座る。この頃のたねやの方が良かった…今は少し厚化粧。

本堂回廊のたねやのベンチから下界を望む…下は庫裏、山門の横である。木の間越しに琵琶湖が見えている。そうとう高い場所に来た。Leicaらしい絵となっている。