安楽寺境内から

f:id:xnagy:20210123223254j:plain

急坂を登ると安楽寺の狭い境内である。正面に手入れの行き届いた松の木が印象的である。本堂脇には子供用の自転車あり、左の庫裏には(ここからは見えない)洗濯物がたくさん干してあったり、若い住職一家が暮らしていると思わせる。おおむね私の近隣の檀家寺は、檀家の豊かさに応じて小さいながら立派に存立している。

f:id:xnagy:20210123223311j:plain

境内から見た町の景色、随分とこの20年で人口は増えたが、いまだに市にはならず、平成の大合併にも加わらなかった。

f:id:xnagy:20210123223324j:plain

お寺の裏に回ると、六地蔵が立っていて、眼下に広がった景色といい、感じの好い小径となった。土地の狭さ由縁に墓地が少し離れた山中にあるのである。それなら平地の田畑のある場所に…となるが、木津川の氾濫に何度もやられた歴史があるので、一般の家屋も寺社も山手にある。