とおしあい

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舞鶴を出て、30分ほどで福井県おおい町のホテルに到着。明日は向こうに見える大島半島の漁村の伝統行事「とおしあい」(船漕ぎ競争が中心)に参加するのである。天気予報でも雨が降るとなっているし、夕刻の天気も悪化の方向は見えている(舞鶴では薄曇り)。

しかし朝になると天気は多少回復し、無事8時半開会式を迎えた。ここではムラ祭りの要素と大島小学校の生徒による課外体験実習も兼ねていて、年々伝統行事の色彩が薄まり生徒主体のお祭りに変化している。私も10年前から招待されて来ているが、子供達は減少していなくても、海辺に住みながら船を知らない状況は進んでいると感じている…そのためにも学校側や保護者も故郷教育の一環としての意味を重んじているようである。主催は町ではなくNPO有志の人々だ。毎年ローカル局や地方新聞の取材もあり、祭りは今後も続いていくことだろう。

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