庭の春

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NIKKOR 24-85mm/F2.8-4Dを実写で試すために春先の庭を散策(70坪ぐらいあるので「散策」というのが現実的)。ボディはD610・35mmF3.2、順光で満開になったサクランボを撮る…拡大するとピントは薄く近接になると像面が平坦でないように思われる、アウトフォーカスによるボケと収差ボケが入り交じり、かつ同じ距離でも合焦の位置にズレがあったり、ボケの量と質が変わったり…面白いレンズである。レンズに35-85mmの間で機能するマクロモードがあり、レンズ先端から5cmほどまで寄れる/がしかし、平坦性に欠けるため文書や図画の複写には向かない。花にせよ虫にせよ、真ん中に対象物を置き周辺を軟らかくボカすような撮影だろう。

こちらは中距離(24mmF5.6)、日没逆光のためストロボをシンクロさせた。これくらいならOKの範囲となる。注意すべきはD610のモニターで、レビューしてみると全体に黄色っぽい…しかしPCでは問題ないレベルであった。元々Nikon/AWBはやや温調に写る傾向あり。

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