融通尊

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そのまた隣は融通堂があり、融通尊が祀ってある…神あるいは仏の姿は見えない。御輿のような厨子の中に入っていることらしい。真言もあり、融通尊寺という寺もあるぐらいなので適当な名前をつけたのではなさそうである。どちらにしても現世御利益が信徒にとっては重要なのである。札にも「福徳財寶」と書いている。

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これらの堂の前に売店があり、その横から寺域の全体が見える。信貴山の尾根のひとつの上に色々な神仏の新旧の堂や社が複雑に建ち並んでいる。中央の高い屋根が本堂で、その先は奈良盆地だ。本堂から左へ急坂を上がると(徒歩40分)頂上付近に奥の院がある。